様々な業界で需要が高まっているエンジニア。企業で働く以外にも、独立してフリーランスエンジニアとして活躍する道が広がってきました。
そこで今回は、フリーランスエンジニアとして活躍するために持っておきたい5つのスキルについて解説します。
目次
フリーランスエンジニアとして独立するために必要な5つのスキルは?

フリーランスエンジニアは、企業で働くエンジニアと違って、仕事の受注から実装、納品までをすべて自分で行う必要があります。そこで必要になってくるのが以下の5つのスキルです。
【フリーランスエンジニアに必要なスキル】
- 技術力
- コミュニケーションスキル
- ビジネススキル
- 自己管理スキル
- 学習スキル
それぞれのスキルについて順番に見ていきましょう。
1. エンジニアとしての技術力
フリーランスエンジニアとして活躍する時に絶対に欠かせないのが、エンジニアとしての技術力です。クライアントが求めている機能をしっかり実装できる技術力が必要となります。
ひとことでエンジニアと言っても多くの職種がありますので、職種ごとに必要な技術を確認しておきましょう。
【職種別のスキルセット】
- WEBエンジニア/HTML、CSS、PHP、Javascript、デザインスキルなど
- サーバーエンジニア/PHP、Perl、Ruby、ネットワーク、サーバーに関するスキルなど
- 組み込みエンジニア/C言語、ハードウェアプログラミングに関するスキルなど
- テストエンジニア/テスト設計・実行スキル、不具合の報告スキルなど
エンジニアとして持っているスキルセットが多いほど、市場価値が高まります。活躍したい分野に応じて必要な技術力を磨くようにしましょう。
2.コミュニケーションスキル
フリーランスエンジニアは、クライアントとのやり取りの際にコミュニケーションスキルが求められます。技術力が高くてもクライアントとの意思疎通が不十分だと、要求にこたえられなかったり手戻りが多くなったりしてしまうからです。
コミュニケーションスキルには大きく分けて以下の2つの能力が存在します。
- ヒアリングスキル
- 情報伝達スキル
クライアントや関係者の伝えようとしていることを、余すところなく正確に聞き取る力がヒアリングスキルです。そして、こちら側の意図を相手に正しく伝える力が情報伝達スキルになります。
この両方の力を高めることが、フリーランスエンジニアとしての活躍に必須です。
3.ビジネススキル
フリーランスエンジニアとして仕事を獲得するためにはビジネススキルが求められます。具体的には、以下のようなスキルセットがあると有利です。
【フリーランスエンジニアに役立つビジネススキル】
- 案件を獲得する営業力
- 市場のニーズを読み取るマーケティング力
- 適切な単価で受注する交渉力
多くのクライアントが何を求めているかを把握し、自分の技術力をアピールするビジネススキルが大切になります。
4.自己管理スキル
自己管理スキルも、フリーランスエンジニアとして独立して活躍するために大切な能力です。案件の進捗を管理する力や、受注や納品をスケジューリングする力が求められます。
フリーランスとして独立する場合、エンジニアリングの業務だけでなく売上管理や会計処理などの作業も必要です。これらを管理していく力が大切になります。
5.学習スキル
常に最新のエンジニアリング技術を学ぶことで、より高単価なサービスの提案につながります。そのため、フリーランスエンジニアには、業務の中で最新の技術を学習していくスキルが必要です。
最新技術を学習する時間や環境をしっかり確保して、自分の腕を磨いていくことをおすすめします。
まとめ
今回は、フリーランスエンジニアに必要な5つのスキルについてご紹介しました。エンジニアとして独立したいと考えている人は、これらのスキルを磨くことを意識して学習していってください。